福岡県では、 中古住宅を売却する際、売主に対して住宅診断費用の一部を補助する福岡県住宅流通促進事業を実施しています。

補助額は、診断費の3分の２まで（上限：3万5000円）で、120件まで補助を行うものです。残りの3分の1に対しても、仲介業者が福岡県宅地建物取引業協会の会員であれば、同協会が補助します。平成24年8月1日より先着順に受付、募集枠に達し次第受付終了となります。

同事業は中古物件流通に対して、ホームインスペクション（住宅診断）制度を普及させるためであるが、補助するのは売主様にのみになりますので注意が必要です。診断するインスペクターは、福岡県建築住宅センターに所属する検査員がおこないます。

建物検査により、中古住宅の見える化を図ることで、買主様の安心感が高まり、価格に対する信頼もより得られやすくなります。物件の早期売却ができる可能性が高まります。住宅診断を行った中古住宅は、「住まいの健康診断付住宅」として（一財）福岡県建築住宅センターHPで公開されます。